青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

18.11.27 林道デビュー男と往く、京都高雄の道!(ウジウジ峠・ダルマ峠)

(注意:頑張って書いた気がするので、多分この記事は長い。)
 
11月24日。
 
世間では、勤労できることに感謝する日を合わせての金・土・日の3連休。
金、土と感謝しながら労働に勤しみ、迎えた連休最終日の今日この日。
我々旅人男2人は、唯一の休日の喜びを噛み締めながら京都のとある山奥へと足を運ぶ...。
 
 
 
今日の相棒はXLR250Rです。
 
集合予定は10時から11時にウッディ京北。
小浜を9時頃に出発し、山がカラフルですげかったので、R162は美山までの道をゆる~りと流して走る。
堀越峠を越えたあたり、日差しを浴びて堀越谷の路肩から水蒸気が登ってたのが喜ばしくてパシャリとな。
新機材(カメラ)のテストも兼ねたツーリングです。
 
 
で。

美山の道の駅で休憩してたら相方から一本のLINEが...
・・・どうやら休日の喜びを噛み締めて二度寝かましたようです。
 
 
 
ウッ京北にて
 
とりあえずウッディ京北まで移動して、タイヤの山ねぇなぁなんて思いながら今日のルートを(ホンノチョット)予習。
 
京都は高雄のとあるお寺の近くから川を渡って林道へ。
そこから2,3km谷沿いを登るとウジウジ峠やらダルマ峠やらが乱立しており、更に進むことでR162のラーメン屋『キャプテン』の付近に至る道。
普段遣いのCL(50cc)ではそれなりに距離がありますが、いつか来ようと思って地図に書き記していた峠たち。

果たして、その荒れ具合は如何に!
 
(タイヤの山ほんとねぇなぁ。)
 
 
 
 
さて、頭を下げながらやってきたのはワッキー氏。
ほぼ2時間遅れでR162は高雄のローソンで合流(笑)。
 
一応紹介しておくと、秋田で出会って、そこからしばらく付かず離れずで北海道を走りあった仲。
それぞれが地元に帰って、ワッキーが就職したりした後もちょくちょく会っている旅仲間、...です。
ちなみにこのブログにも、NSRに乗っている彼がたまに出てきています。
 
 
さて、行きますか。




ちょっとこのカメラに慣れてなくてのぉ...(ブレ)(ブレ)

ルート予習の通り、とあるお寺側から行こうとしたら『11-16ホコ天』ってお巡りさんに言われました。
とりあえず橋まで押して行くも、災害理由の通行止め的な看板があったのと、歩行者天国になるほどの観光客が居るので突破しないほうが無難と判断。
キャプテン側からアクセスしてピークを踏んだら引き返そうかーって移動して、林道に入ってすぐに倒木にぶち当たったのが上の図(笑)。





あー(笑)。
CLだったらフロントアップで超えられてた気もするけど、あいつエンジンガード無いしなぁ。
それにしてもCLの感覚でフロントアップしようとすると、XLRは重たすぎて上がらない。
前にここを通ったっぽい人が切った丸太をタイヤと倒木の間に噛まして通過したっぽいので、それに習うことに。




この人林道初めてらしいんだよなぁ...(後で聞いた)。
濡れた木でタイヤは滑るし、体を動かしながらバイクを動かす為、クラッチワークも独特。





で、一服(笑)。
こんなんもうジュラシック・ワールドやでぇwwwwwっつてケタケタ笑いながら突破した。
僕も「これずっとキーONでもバッテリー上がらないんすよ。・・・なんたってバッテリーレスっすからね(誇らしげ)。」とかクソくだらん話したけど、とにかく我々はこの道を前に終始笑っていた。





そのまましばらく沢沿いを走り、途中でグイッと登っていくと開けたところに出ます。
地図で確認すると、丁度ここらへんがウジウジ峠。

目印があるとすれば、上の写真にも写っている『松尾白峰線』の起点表示。
この宇治宇治谷線から分岐する林道のようです。





まだ登りですが、遠くに京都市街が見えます。




進行方向向こう側がダルマ峠展望所

1kmも走らないうちにダルマ峠へ。
峠自体は特に展望が良いわけでもなく、しかも看板は無いので峠かどうかすら怪しげ。
とりあえずピークはフツーにスルーして、展望所の方へ。

展望所付近は赤土で、かなり開けた場所だったので後輪を滑らせて遊んでみたり。
40%か50%かくらいありそうな坂の先を歩いて偵察に行ってみると、展望が非常に良い感じ。
よし、バイクでアタック!!




デデェーン。

滑るかコケるかすると思ったけど、案外グリップした。
バイク自体のパワーと、タイヤと、あと多分粘土質の地面が良かったのかな。

ってことで、ここが本日の行き当たりばったり林道ツーリングのsummit、ダルマ峠展望所です。
周囲にはすすきがモッサモッサ生えたくり、夜な夜なうさぎが宴会を開いていそうな雰囲気!

最高!!




遠くには京都タワーも見えます。




あっ、準備が良い!珈琲淹れてくれるんですね!!


あっ、へぇ~、、、自分で飲んじゃうんだ...。(僕が撮りたかっただけの2コマ漫画)

珈琲を淹れてもらって、遅めの昼食。
ワッキーイワタニのジュニアガスバーナーを使うところを見ると、鏡沼キャンプ場のライダーハウスでの珍事を思い出していかん。
バーナーのノブをMAX開いた状態でCB缶を接合してそりゃもう凄かったね。
真っ白なガスが天井まで一直線で吹き出してなまら怖かったよぉ。

 
 
フゥウ~~~↑↑↑




記念撮影や...

16時前になって、谷間はそろそろ落日の色が濃くなってきました。
WILD1寄って帰るかーどうしょかーって言いながらとりあえず記念撮影してると谷底からバイクの音が...。




CRF125おじさんです。

アレッ、インカム切れねえや!って言いながらメットぬぎぬぎ。
京都市内の方で、他にも125から150クラスのオフを持っているそうです。

話を聞くと、どうやら今日通行止めの看板があった高雄方面へも普通に抜けられるようです。
ということで、オッチャンの後をトレースして高雄方面へ下ることに。

・・・オッチャンクッソ速いwww




高雄方面はこんな感じの舗装路。

途中で展望も紅葉も凄い良かったところがあったけど、写真はナシ。
上の写真を撮っていたことで遅れた我々を心配してくれたオッチャンが引き返して来てくれたので、これ以上迷惑はかけられんかったんや...。

嗚呼、優しきオフローダー。




高雄方面の出口です。



16:45頃

で、奇しくも集合場所になってしまったローソンまで下山。
舗装路物足りねぇな~なんて言いながらすっかりオフローダー気分のワッキーです(笑)。
しかし2人してクッタクタになってしまったので、今後の課題は操作技術よりも先に筋トレかな。


 


その後は宝ヶ池のWILD1で買い物をして、ワッキーオススメのラーメン屋へ。
麺将 重厚軍団の油そばをごちそうに!
肉の塊がデェン!って乗っていて、ニンニクゴリゴリ之麺也。嗚呼、明日勤労戦士。

めっちゃうまかったぜ☆



20:35

そこで別れて、僕はR367にて小浜への帰路をたどる。
上は朽木のローソン。意識が無かったので休憩した。

この道はR303の保坂交差点を越えて、福井の熊川宿まで下りないと休憩ポイントが無いところが危ない。
そこと、この写真のローソン&向かいにある道の駅くつき新本陣くらいしか無い。

前日のバイト上がりからのCLで小浜までかっ飛ばしたのと、林道で消し飛んだ体力ゲージが原因ぽいすね。
 
 
で、小浜に戻ったのが21時50分くらい。
通学の使用許可の理由から、XLRは小浜に留守番です。
そこからCLに乗り換えて、残りの30kmを走りきってツーリング終了!
全行程約280kmでした。
 

(この記事は、前ブログ「heliumucublog(雨の音、カブの音)」からインポートし、多少編集を加えたものです)
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