21.1.2 冬北20 #7 ザンギとの戦い

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サスペンションの効いた道北バス・特急枝幸号に揺られ、旭川へ。こんな日でも5人くらいは乗車しています。

歌登、小頓と内陸を縫うように走り、音威子府からは国道40号を南下。
疲れのせいかガッツリ寝てしまいました。1日何もしていないのですが、寝袋で寝るとは言っても疲労の回復度は やはりホテルなどとは比較にならないようです。本人もそれとなくは気づいているのでしょうけれど、若さという武器が感覚を狂わせているようです。


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こんな雪の道の中でも定刻から5分だけ遅れて旭川駅に到着。
駅前ターンアラウンドの交差点、横のイオンモール。あぁ懐かしの旭川


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作戦は#6の記事の通り、レンタカーをチャーターしてリトルカブを回収、本州までフェリーで載せて帰ればあとは実家が近いので家から車を取ってきて終了な感じ。
問題はどこでレンタカーを借りるかですが、どこで借りてもトータルの金額は変わらず、電車+車の移動距離は変わらずです。
なるべくターミナルに近いところが良いのですが、なかなか軽トラ置いているところが小樽になくて結局は札幌近郊をターゲットにしました。
緊急事態宣言発令下のため今回は札幌には立ち寄らずとするつもりでしたが止む無し。


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そうと決まればレンタカーを予約(枝幸の温泉で既に予約)し、本日の宿までのルートを確定。
電車の都合でからあげ定食は15分しか食べる時間が無いのでかき込みます。

残る問題は積載方法ですが、ラッシングを何本かとラダーが必要です。玉掛なんて無理なんで。
考えたんですがラダー1本で1.5万円、安いラッシングで2本入り1500円くらいで売っているはずなので、トータル1万8千円。ちょっと高いよな。。。


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旭川から岩見沢行き普通に乗って、岩見沢手稲行きの函館本線に乗り換え。
この電車に揺られている1時間の間は、長い長い記憶の連鎖でした。


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海馬の向こう側からやってきてはパッと開いて消えてゆく、さながら車窓の踏切のような感じで、いろいろなことを思い出していました。
2016年に2か月滞在したときのちょっとした旅仲間との会話や、あの時コーヒーをくれたおっちゃんと犬、ふなっしーの物まねをしたこと、ライスのソルジャー・・・。またあるときは冬の記憶。みんな必死で宗谷岬を目指して散り散り走って。彼らも彼女も鼻が垂れてました。


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北海道にはいろいろなものを置いてきた気がします。
そしてこれからも、出会ったものの数だけ「想い出」という置物を心の中で設置していくのでしょう。

経ってみればほんの一瞬ですが、5年ぶんの月日が経ったという事実は非情に重たく感じます。


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・・・ほどなくして森林公園駅へ。
埼玉かよって言いたくなるくらい埼玉の森林公園駅東上線)にそっくりの森林公園駅(北海道)です。

改札を出て右に行くと地下道があり、地上ホームの真下をくぐって東口へ。
降りしきる雪が積もった足跡の無い歩道を足首でラッセルしながら、今年はやっぱ降ってるんだなーと実感します。
本州編では足回りがどうたらこうたらと書きましたが、なんやかんやで大雪ホワイトアウト+西からの強い季節風にあてられるオロロンライン+無除雪とかで例年よりずっとうまく走れていたのは、これまでの経験によるところが3割、あとはライト、タイヤ、サス(とサスセッティング)といった装備の進歩によるところが6割、運が1割くらいかなといったところです。
今までの装備だったらかなりの時間亀になる必要があったか、天気や除雪状況を巧妙に読んで行動する必要がありました。
でなければこんなコンディションなら10回コケても足りない気がします。
祈ることが少なく、というか全くなくなったので、その点を踏まえて運は1の点数付けです。


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セブンイレブンの駐車場をショートカットして、やや厚く着てきた服とラッセルで息を荒くしながら横断歩道の信号を待つ。
今日の寝床はあの快活クラブです。