青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

15.11.27 原付一人旅とそういえばの話

こんにちは。
絶賛テスト前期間で勉強漬け...かといえばそうでもないのですが、少し思い出したことがあるので書き留めようかと思います。

何についての話なのかと言いますと、「」についてのお話になります。

 私は高3の夏季休業を利用して原付き一人旅に出ました(思ってみればまだ高3なんだ、自分...)。
決して日本一周とか云うわけではないのですが、それまで旅をしたことのない自分にとっては大きな感動を得た体験でした。
はじめての野宿、知らない土地の恐怖、旅の過酷さと楽しさ...すべてを挙げることができないくらいたくさんの体験です。

 そんな中でも一番心に残った体験が、「人との出会い」でした。

自分はあまり社交的ではなく、かと言って喋らない方でもなく、いわば「仲間内ではよくしゃべる人間」で、接点がない人や知らない人に対してはとても内気です。
なんでそうなのかと言われると、これは個人的な解釈なのですが「臆病、傷つくのが怖い」のだと思います。別段、人と接点を持ちたくないわけではなく、むしろ持ちたくて仕方がないのですが。
仲間内でよくしゃべるのも、実はそんな対人恐怖のような感情を隠すためなのだと思います。

 まあそんな自分が、旅に出て一番良かったものは人との出会いだというわけですから、それはとっても素敵なものなのだと思います。

 鳥取のGSのおっちゃん、温泉津の元湯の温泉番のおばちゃん、ST1100乗りのおっちゃん、その時一緒に喋った島根のかた、すごくカスタマイズしたDio(50cc)乗りの人、角島大橋の上で会った大阪の人、角島の灯台で駐車代無料にしてくれたおばあちゃん、下関市オートバックスで道路情報教えてくれた店員さん、関門人道トンネル付近で合った外国のかた、ソレーネ周南で会ったバイクの方、同・犬連れの夫婦、錦帯橋を教えてくれたコンビニ店員のおばちゃん、錦帯橋に行くまでの道で車から手を振ってくれた女の子、宮島の黒いリトルカブ乗りのお兄さん、広島で道案内してくれた原付きのおっちゃん、道の駅・みはら神明の里で会った原付き部のかた、同・チャリダーの大学生、しまなみで会ったプレスカブで日本一周中の19歳の人、とそのご友人のチャリダーさん、同・社会人チャリダーの皆さん、同・3回くらい日本一周したチャリダーのおっちゃん、同・温泉のおばちゃん、同・会社があるからタイムリミットがない借り物原付ダーのお兄さん、同・幾度も橋の上で出会ったチャリダーさん、同・来島で会った元リッターバイク乗りのおじいちゃん、道の駅・とよはまで会い納め札を頂いたお遍路さん、紀の川万葉の里で朝会ったおっちゃん、どっかのコンビニでファイトをくれたご夫妻.......

多分会話をしたかたはこれで全員だと思いますが、他にもお世話になったかたがいるはずです。
そのすべての方々に、私は感謝の気持ちを忘れません。

 旅の魅力をどう感じるかは人それそれです。しかしその全てに意味があります。
これから旅をしたいと思っている人、この文面で伝えられることなど実際に旅に出るのと比べると屁のようなものですから、どうか実行に移してみてくださいな。


(この記事は、前ブログ「heliumucublog(雨の音、カブの音)」からインポートし、多少編集を加えたものです)

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