青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

20.10.24-25 只見・会津キャンプツーリング/ここがあだたらカブMTG会場2020ですか

たまにブログに出てくるレブル氏ですが、随分前からキャンプへ行こうと約束をしていました。
はやくは今年の夏頃から、大宮のモンベルへ行き、池袋の好日山荘へ行き、そのたびに不承不承付き合っては少しの知恵を貸して着々と装備を整えてまいりましたが、晩秋と言ってもよさそうなこの時分やっとのことでデビュー戦です。

てっか私は(まともな)キャンプは数えるくらいしかしたことが無いのであまり参考になりませんよ。


いつもはツーリングへ行こうと約束をしても2人して昼過ぎに起きたりする我々ですが、なんとかこの日は6時には集合して高速ぶっ放して首都圏をワープします。
渋川伊香保で降りて、快晴の中「これから行くところは雲だらけだな」とかぼやきながらマクドでぬくぬく朝マックして下道で紅葉真っ盛り大絶頂の三国峠へ。
今回の相棒はKTM気味のVTR250ですがこれを所有している経緯はさておいて、キャスターが立っているのかなんなのか、コーナリングのギャップでやけにバランスが崩れます。
やたら切れ込むのはもとからの特性か、それとも前オーナーが前後NSRの足回りを入れてジムカーナをやっていたからなのかはっきりしません。


291号で南魚沼、魚沼と歩をすすめて、只見線と並走する区間に入ったら適度なワインディングが続くのどかな国道を登ってゆきます。


六十里越街道のそこそこ急な山道を倒せもせずのんびり走って、長いトンネルを抜けたら発電量日本第3位 田小倉(たごくら)のダム湖が目下に展開。
昔学校で習ったときには第2位だった気がするのですが、どうも教科書に使用された文献が古かったみたいですね。
2008年の徳山ダム完成で奥只見ダムは譲って2番手、田子倉ダム3番手のようです。


魚沼でうまい米を逃して腹が減った2人ですが、残念なことに電源開発のためだけに敷かれた険しい深山道沿いには食事処なんて無く、せめてもの情けとして田子倉ダムの下の只見ダム近辺にある歳時記会館に入るも14時で食堂は終了でした。
仕方なしエネルギーを得るために売店でドーナツとどら焼きを買って食べていたら山の向こうから雨の壁がやってきて、なで肩を震わせながら寒さに耐えて記念撮影です。


雨の中全く食わないタイヤα13を必死で温めて 只見線の有名な映えポイントで写真撮影。
10分前に最終が通過したみたいです。


喜多方まで走って坂内食堂でらーめん。



ごちそうさまです。
喜多方ラーメンってなんでこんな人気なんでしょうね?

他意はないです。



喜多方市内で眠気と雨でフラフラしてる前走者にドクターストップを出して、こんなときの対処方法なんかを教えつつセブンで30分ほど休憩。
私一人なら寝床は(そこらへん)でいいのですが今回はレブル氏も居ることですので、このまま予定地のあだたらまで走ることにします。

・・・

459号の真っ暗闇を前走私でいきます。
何も照らさない中華ヘッドライトと相棒のOGK KAMUI2が夏頃に天珠を全うして急遽参戦した中古Z7(ただしシールドはモヤッモヤ)という強打者ぶりで、ミラーを倒してレブルのハイビームアシストでなんとか乗り切ります。
ポールも白線も少なく(もちろん街灯は無く)と言った状況の中、立ち湯営業時間ギッリギリの温泉へラリーを仕掛けてなんとかゴール。
裏磐梯温泉センターで受付の方にとても優しくしていただき、風呂上がりにハーベストを頂いてしまいました。


早速ぐっしょぐしょになった靴下に悪態を付きながら30分も走れば寝床建設予定へ到着。
ほっといたらステラの2型が立っていたので、そこは逆に粗悪テントを持ってきて悪戦してほしかったです。


トイレでお隣になったお父様に楚々をされるなど色々ありましたがなんとか設営完了。
お父様には誠意を込めて靴を洗っていただいたので最後には肩を組んで気をつけてくださいねしてお別れしました。

はい就寝。


2日目


シェッフ秘伝のやきとり飯

一夜明けて、降りそうで振らないようで少し降ったりする桃屋食べるラー油みたいな雨模様の中で朝食タイーム。
5年前に師も居ない中はじめてキャンプをして、その1年後には自炊のジも知らない寮住まいの学生がキャンプで自炊してみた(ラノベタイトル感)りして、全くその時から進歩のカケラも感じないメニューです。


晴れるわけでもなく、暖かくもなく、ちょっと雨が降っていて、動かなければみるみるうちに冷えていく。
自然は感じてナンボなんで、季節も気象も気温も植生も食わず嫌いはいけないと思います。

なんというか、キャンプはこれくらいかこれ以下がいいですね。
てっか人多すぎでは?


(4年前はこんな感じだったんですけど)


書いててびっくりしましたが4年の歳月ってはやいですね。
さ、撤収。



9:00

磐梯を走るといえばゴールドラインやらレークラインやら色々ありますが、ここはいつもどおり王道のスカイラインで。


あだたら高原から、昨日下ってきた道を戻る感じで459号、115号を逆走していくと右手に吾妻山が見えてきますがどうも冠雪しています。
スカイライン入り口でも道路管理かなんかのおっちゃんたちに雪積もってるから気つけてなって感じで教えていただきました。

しかし、麓はトンデモ見事な紅葉です。


レブル氏には登り始める前に5度は下がるからダウンを着るように忠告しましたが、どうも10度くらい下がってそうな雰囲気です。
あろうことか大丈夫と言ってダウンを着ずに来ましたが、まあ寒そうです。

路肩が冠雪している標高になって、霧が出たかと思えば大粒のダマが空から降ってきました。
木から降ってきた雪かと思えば、なんと空から降ってきてます。
本来ならば(カブならば)何も動じないんですけど、製造時からミゾほぼ無しα13のしかも乗り慣れていないVTRって多分雪に乗ったら一瞬で浄土送りですよねー。
路面冠雪は一部ありましたが、前走者の轍の上を進んでなんとか浄土平へたどり着きます。

でもやっぱ雪の中でバイクを転がすほうが心の底から生きている気がします。



9:45

昨日の雨でずぶ濡れの手袋と靴のせいで、冬の北海道よりも手足が冷たいんですが。。。
レブル氏は大風吹く中トチ狂って色々飛ばしそうになりながらダウンを着ようとしていたので、ひとまずレストハウス内へ退避。


うんぶりタイム。


当初は浄土平を走って福島へ抜ける予定でしたが、この天気で先の路面が読めません。
ってことで積雪の危険はあるものの走れないためピストンに決定。

せっかくなので、浄土平は上から見ることにして吾妻小富士へ登ったはいいものの......


なんとまあ会話ができないどころか立っていられないレベルの風がふいてましたとさ。
体感で25かもっとm/sくらいの風で、観光装備で来る場所じゃないですね。


このあとガス欠かましJAFろうか浄土平まで戻って誰かから分けてもらおうかと考え、タンク内にガソリンがナンボか残っていないか確認するためにドレンからガソリンを出そうとしてやっとリザーブがあることに気がついて事なきを得る一幕などございました。
このVTR、ビルトインの距離計速度計燃料計は無反応なんです。


レブル氏とはここでお別れです。
それではまた。


ここからは身内ネタです

カブ繋がりで毎度お世話になっている八馬力さんがあだたらカブMTG会場に来られるとのことだったので行ってみることにしましたが、着いてみると大群でした。
あれ?今日はミーティングなんですか?(マジで知りませんでした)


お久しぶりの方と喋りつつコーヒーやケーキをいただきながら亡き人を追悼して雨から逃げるように南下撤退です。
昔宮ヶ瀬で会ったsyunya氏とも再開出来ました。というかあの本当に一瞬のことをよく覚えていてくださいましたね。


ほうほう、ここがパンク会場ですか。
てっかカブ速いんですが?
何気ない顔してましたがVTRで全くついていけなくて、この日ばかりはカブで来たい気分でした。


道の駅 東山道伊王野で遅めの昼飯です。
4年前からの負債は近々菓子折りつけてお返し致します。


計2回のコンビニ休憩と1回の給油を入れて、最後は庄和の全体休憩で散り散りになりました。
コンビニでは八馬力さんとジムカーナのお話とか、庄和ではすさきちさんやけんじさんと仕事の話とか仕事の話とか仕事の話とかして、ひよこさんや気動車さんには貴重なエネルギー源を頂いた日曜日でした。
ご挨拶できなかった方には申し訳ございませんでしたが、機会があったらまたよろしくお願いいたします。


てなわけで、洗車して就寝。




多分往復で750kmオーバーくらい(メーター不動尊)


皆様のブログです

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